(1) FAXDM の概要
筆者は見込み客ゼロからの状況で開業しましたが、FAXDM を活用することで見込み客を獲得し顧客化していきました。
FAXDM は、自社のサービスや商品を売り込むためにチラシをFAXで送信する古典的な営業手法です。時代遅れな手法なようですが、法人向けの営業としては効果があります。自分で FAX をしたりFAX番号を収集したりする必要はありません。すべて FAXDM 会社が代行してくれます。
FAXDM 会社に送付日時、送付する地域や業種を指定すれば送信してくれるので、送信する案内チラシだけ作成すればよいです。また、郵便 DMのようにチラシを印刷したり、封筒に入れて投函したりする作業もありません。
(2) FAXDM 会社の選定
FAXDM 会社は、「FAXDM」でネット検索すればたくさんありますので、その中で自分が使いやすいと思う会社を選択して依頼します。
いくつかのFAXDM 会社を試してみて自分にあう FAXDM 会社を選びましょう。費用は送付枚数などによりまちまちですが、FAX 1枚あたり7円前後です。郵送するよりかなり費用は安く抑えられます。
(3) FAXDM は低価格で確実に働く営業マン
自社で営業マンを雇用すると人件費が掛かりますが、FAXDMであれば、費用は人件費の10分の1ぐらいでそこそこの成果があります。当たり前ですが、人間のようにさぼったりしません。
FAX をすれば相手に情報を確実に伝えてくれる営業マンの役割をしてくれます。
筆者は「見込み客なし」で開業したので、最初は FAXDMで「見込み客」を見つけていました。ただ、FAXDM をすれば商品やサービスがすぐに売れるかというと、それは難しいです。
例えば、コピー用紙のような消耗品を格安で売るというFAXであれば申込みがあるかもしれませんが、顧問契約や就業規則をFAXDMでいきなり売ることはできません。
そこで、「資料請求」と「セミナー集客」が、FAXDM 活用の有効な手法といえます。
