兵庫県クレー射撃協会が東京オリンピックなどに向けた選手強化費の名目で県から受け取った補助金の一部、およそ90万円を不正に流用していたことが分かりました。協会はおよそ90万円を県に返還したということです。
兵庫県によりますと、県のクレー射撃協会は2014年度から2017年度までの4年間に、国体候補選手の強化費の名目で県からおよそ320万円の補助金を受け取っていました。 しかし、このうちおよそ90万円が不正に流用されていたことが分かったため、県が返還命令を出し、10月6日付で全額返還されたということです。
協会は去年7月に会長が変わっていて、「前会長らが会場費などを選手に自己負担させ、補助金を飲食代に使った」と去年10月に報告し問題が発覚。 現在の会長は取材に対し、「これまでの体制を徹底的に検証し、再発防止を図っていきたい」と話しています。
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