(1) 会社および補助事業の概要
【会社概要】
事業内容:金属部品製造(機械部品、什器・建築内装部品)
資本金:1,000万円
従業員数:12名 (いずれも申請時点)
【事業計画名】
3D スキャナーと 3D データを用いた建築内装部品製作の事業化
【事業計画の概要】
3D スキャナーによる現場測定に基づく3次元データを用いて、製作図面を自動作成し、デザイン性の高い店舗向け内装用金属部品を一貫して効率良く製作する高付加価値型事業。その結果、下請部品メーカーからの脱却を図る。
(2) 採択評価および記載のポイント
・利益率を向上すべく、 下請部品メーカーからの脱却を目指す取組みの一環である点など背景 きっかけを記載し、対象事業の位置づけを明確にした。
・建築内装への3D データの活用については既存事例がほとんどない点や、独創的デザインの建築内装部品制作について時間・コストの大幅短縮が可
能な点をアピールし、本事業の革新性が評価されたと推定される。
・実現性や事業化後の収益性の根拠として、従来工程での受注実績2件の詳細を具体的に記載した。
・補助事業全体の工程を図示し、自社とデザイナー (外部)の協業分担と既存事業との違いを合わせて、 わかりやすく記載した。
・具体的な顧客候補となる内装業者、 建築デザイナー等について所属、氏名も含めたリストを記載し、関連業界でニーズがあることを示した。