⑴会社および補助事業の概要
【会社概要】
業種:情報サービス業
資本金:1,000万円
従業員数:5名 (いずれも申請時点)
【事業計画名】
名種カードリーダー、モニター、タブレット端末を組み合わせたサービスアプリの開発
【事業計画の概要】
非接触 IC カード、バーコード、QR コード、磁気カード等それぞれを読める市販のカードリーダやさらには大型モニターを市販のタブレット端末に接続し、参加できるスタンプラリー、ポイントサービスを可能にするサービスアプリケーションとプロトタイプの開発。
(2) 採択評価および記載のポイント
・既存事業の基礎技術は外部の研究機関が発祥で特許も成立していることから、技術的背景を客観的に記載することで、補助事業の革新性評価にも繋がったものと思われる。
・小規模で業歴も浅いため、 経営基盤不安定と見られないように、 既存事業での大手取引先名、使用特許の明細、 債務超過解消済など具体的に明示した。
・その反面、補助対象事業が既存事業の単なる延長とみられないように、既存事業との違い、補助事業の効果や優位性、 新たな開発内容を具体的に記載。
・対象事業がソフトウェア開発中心で、実施する開発内容がわかりにくいため、具体的な開発内容、社内外の開発実施体制、スケジュールの計画詳細をプレイクダウンして明示した。その結果、実現性評価も得られたと推察される。
・事業化については、既に引合いのある顧客候補先の社名や対象サービスに対するニーズを具体的に明示することで事業の収益性をアピールした。